自己啓発

マイナス思考がパフォーマンスを向上させる【不安と緊張をコントロールする方法】

2020年4月18日

マイナス思考の人

 

 

あなたはプラス思考ですか?

 

それともマイナス思考?

 

ぼんやりしている人
・重要な試験の前日になると不安で眠れない。

・試合前になると緊張で体が動かない。

・明日大勢の前でスピーチをしないといけない。失敗がこわくて逃げ出したい。

 

こんなマイナス思考な人結構多いと思います。

 

どんな時も冷静で、最高の結果をイメージできるような「プラス思考」が自分にもできたらどんなに楽か。

 

なんて思いますよね。

 

安心してください。

 

結 論

マイナス思考の方が成果は大きいので直さなくていいです。

 

 

本記事の内容は?

不安と緊張はパフォーマンスを向上させていた

「落ち着いて」より「思い切ってやってみよう」

気持ちは熱く、判断は冷静に

マイナス思考はあなたの味方。上手に付き合っていこう

 

本記事では、上記の件について科学的根拠に基づいて解説をしていきます。

 

 

 

不安と緊張はパフォーマンスを向上させていた

 

世間一般的にはマイナス思考よりプラス思考の方が良い結果を得ることができると考えられています。

 

しかし、心理学者の研究によると、不安が強く自分への自信が低い「マイナス思考」と、楽観的で自信が強い「プラス思考」とでは、「マイナス思考」の方がパフォーマンスが向上したのです。

 

 

マイナス思考がパフォーマンスを向上させた実験

心理学者の間でマイナス思考がパフォーマンスに与える影響について研究が行われました。

 

マイナス思考とプラス思考のパフォーマンス実験

被験者たちを二つのグループに分け、それぞれ別のイメージをした後にダーツ投げをしてもらいました。

 

グループ1 大成功する様子をイメージする

グループ2 大失敗する様子をイメージする

 

【結果】

悪い結果をイメージして緊張感が高まったグループの方が、良いイメージでリラックスしたグループよりダーツの命中率が30%高くなりました

 

 

また別の実験では、

 

「あなたならきっとうまくできるよ!」

 

と励まされた場合、

 

マイナス思考のグループはパフォーマンスが29%高くなったのに対し、プラス思考のグループは14%ほどの上昇率でした。

 

このように、マイナスイメージのグループの方が結果が良かったのです。

 

 

不安を感じたことにより課題に対し細部にまで思考を巡らせる

なぜこのような結果になったのか?

 

これは大失敗という最悪のケースを想定することで、

 

「最悪の結果を何とか回避しないといけない!」

 

という気持ちに突き動かされて、細部のありとあらゆるところに気を回すようになったことが要因です。

 

そして事前に頭の中で問題についての対処が考えられるため、結果的にパフォーマンスがあがったのです。

 

逆にプラス思考は不安を感じないため、おおざっぱになり、対策に無頓着になるということです

 

不安や緊張があるから徹底的に準備をし、リスクを最小にしようとするのです。

 

 

 

「落ち着いて」より「やる気に満ち溢れている」と言おう

あなたの親しい友人がこれから1000人の大衆の前でスピーチをします。

 

どんなアドバイスをしますか?

 

「リラックスして落ち着いて頑張って!」

 

僕もダンスのショーなどで幾度も励まされました。

 

そして心理学の研究でも90%の人が同じようなアドバイスをするという結果が出ています。

 

しかし、この励ましは効果が低かったのです。

 

 

励ますときは気持ちを盛り上げよう

緊張しているときは、

 

「私は(きみは)やる気に満ち溢れている!!」

 

というように気持ちを盛り上げた方が効果は大きいです。

 

 

アドバイスが効果に影響した実験①

大学生に大衆の前でスピーチしてもらいました。

スピーチの前に、

 

グループ1 「私は落ち着いています」を声に出して言ってもらう

 

グループ2 「私はやる気に満ち溢れています」を声に出して言ってもらう

 

【結果】

「やる気に満ち溢れています」と答えた大学生たちは「落ち着いています」と言った大学生より、説得力が17%、自信は15%高いと評価され、スピーチ時間も29%長くなりました。

 

 

アドバイスが効果に影響した実験②

学生たちに大衆の前で「ロック」を熱唱させ、任天堂「Wii」の自動音声認識プログラムによる採点で得点を付けました。

学生たちにはやる気が出るよう高得点にはボーナスが出ることを説明。

さっきの実験と同様、歌う直前に

 

グループ1 「私は不安です」を声に出して言ってもらう

 

グループ2 「私は私はやる気に満ち溢れています」を声に出して言ってもらう

 

グループ3 何も言わない

 

【結果】

グループ1 平均53点

グループ2 平均80点

グループ3 平均69点

 

このように、緊張して不安を感じているときは気持ちを盛り上げた方が効果があったのです。

 

 

気持ちが高ぶっているときは別のプラスの感情にすり替える

なぜ気持ちを落ち着かせるよりも高ぶらせる方がうまくいくのでしょう?

 

不安による緊張状態はすでに気持ちも体も高ぶっている状態です。

 

そんな中であえて「落ち着こう」とすることは、

 

「高速で走っている車に急ブレーキをかけるようなもの」

 

なのです。

 

なので感情を抑制するよりも、

 

似たような「プラスの感情」にすり替える

 

ほうが、緊張状態の心と体にリンクするのです。

 

 

注意ポイント

この励ましの効果は、本人に十分なやる気があるときに効果があります。

不安と向き合う覚悟がないときには、逆にマイナスとなる傾向があるので注意しましょう。

 

 

気持ちは熱く、判断は冷静に

高ぶった気持ちをプラスの思考へすり替えた場合も、常に頭の中は冷静でいられよう意識しましょう。

 

 

気持ちの高ぶりは判断ミスをしやすい

マイナス思考を受け入れ、気持ちも熱くなり、

 

「よし、やるぞ!」

 

と思ったときにひとつ注意点があります

 

情熱は人の行動の原動力となりますが、その熱さゆえに冷静さを欠いてしまい、せっかくの効果がなくなってしまうということです。

 

気持ちと思考のバランスをしっかりとらないといけません。

 

 

気持ちと思考のバランスをとる「深層演技」

社会学者の研究によると、不安、やる気などの熱くなった感情に振り回されないようにするには、

 

「表層演技」ではなく「深層演技」を心がけましょう。

 

 

表層演技・深層演技とは

「表層演技」とは、話し方やジェスチャー、態度など見た目を取り繕うこと。

「深層演技」は、自分の役に心から入り込むことです。

 

 

つまり、

 

上っ面だけ取り繕うのではなく、やるべきことを完璧にこなしている自分をイメージしてその役になりきる

 

ことです。

 

 

不安と緊張の時にやること

①マイナス思考から問題の対処方法をしっかり考え

 

②自分の心をに気合を入れ(気持ちを熱くする)、

 

やるべきことを完璧にこなしている自分をイメージしてその役になりきる(頭の中は冷静にする)

 

という流れをつくるのです。

 

あなたは、

 

「気持ちを熱く行動しながらも、頭の中は非常に冷静に働いている自分」

 

をイメージすることで、感情に振り回されずに冷静な行動ができるようになります。

 

 

 

 

マイナス思考はあなたの味方!上手に付き合っていこう

 

今回は「マイナス思考とそこから派生する心理的行動」をテーマにお話しました。

 

まとめると、

 

 

ポイント

「マイナス思考」は冷静な判断や行動をするのに非常に有効。

緊張しているときは心を落ち着かせるよりも、感情を高ぶらせるほうが良い

冷静にやり切る自分をイメージしてその役になりきる

 

 

マイナス思考からもたらされる効果は非常に大きいです。

 

無理にプラス思考にしようとするのではなく、

 

 

マイナス思考を受け入れて上手に付き合っていくことが大事です。

 

 

大きなことに挑戦するときは、是非この記事を思い出してみてください。

 

 

 

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