
上司が怖くて退職を切り出せない。。
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
退職を切り出せないのは会社のことを考えすぎているから
引き止めに弱い・上司が怖くて言い出せない
転職先が決まっていない
僕は36歳で独立するまで4回の退職を経験しています。
が、退職を上司に伝えるときは何回やってもそれなりに緊張はしましたね。
今回はそんな経験を踏まえて、「あなたが退職を切り出せない理由」と「退職を切り出すための考え方」について解説していきます。
3分で読めるので悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目 次
退職を切り出せないのは会社のことを考えすぎているから
退職を切り出せないのはあなたが会社の事を考えすぎているからです。
結論、会社のことは考えず自分の事をしっかり考えましょう。
深掘りします。
役職者だから迷惑が掛かるなんてこはない
会社にある程度の期間在籍していた人は、それなりの役職を与えられて活躍してきた人も多いと思います。
あなただからこその人脈や技術があり、自分が辞めれば残っている同僚や部下たちに迷惑が掛かってしまうのではないかと考えてしまうんですよね。
退職はお互い様
「同僚や部下に迷惑が掛かるのではないか」と考えるのはしょうがないと思います。
でも考え方を変えましょう。
退職は「お互い様」です。
理由は以下の通り。
- あなたも誰かの退職の負担を支えてきた
- 終身雇用の時代は終わり、転職するのが当たり前の時代
あなたも誰かの退職の負担を支えてきたのですから気にする必要はないです。
そもそも退職者のいない会社なんてないので、誰かの退職の負担を背負うのは業務の一環です。
そしてもう一つ、終身雇用の時代は終わっています。
あの世界のTOYOTAでさえ終身雇用の難しさを公言しています。
会社側が終身雇用を保証していない以上、僕らも無理してまで会社に勤め続ける理由はないですよね。
あなたがいなくても、次の日には普通に会社は回っています
悲報ですがこれが現実です。
あなたがどんなに優れたマネージャーや技術者でも、退職した次の日には普通に会社は回っています。
そして部下だった後任者がしっかり業務をこなしています。
「立場が人を育てる」はなかなか本当です
今まで目立っていなかった人が「役職」に就くと、前任者と同じくらいのパフォーマンスを出すことはザラにあります。
僕が営業会社に勤めていた頃、かなり優秀な成績を残していた上司が突然退職しましたが、後任者に変ってもさほど業績に影響はありませんでした。

そんなもんです。
そもそも論ですが「誰かが抜けて回らない会社」だったらかなりヤバイですよね。
とはいえ円満退社になるように段取りすることは大切です
冒頭で「会社のことは考えず自分の事をしっかり考えましょう」と言いましたが、いきなり辞めろとか言う話ではないので、はき違えないように。
自分の事を第一優先に考えたうえで、円満に退職できるように段取りするということです。
なぜなら、またどこかで縁あって今の会社と一緒に仕事をすることがあるかもしれないので。
自分の意思をハッキリ伝えながらも、落としどころはしっかり考えておきましょう。
引き止めに弱い・上司が怖くて言い出せない
引き止められてズルズル退職が伸びている人をたまに見かけます。
これかなり無駄です。
理由は以下の通り。
- 一度退職の意思を伝えているので、大事な社員として見られなくなる
- 仕事に力が入らず、パフォーマンスが落ちる&仕事が無駄な時間となる
こんな時の対策と考え方について解説します。
引き止める人は自分の事しか考えていないことが多いです
引き止める人の理由ってこんな感じじゃないでしょうか?
- あなたが優秀だからいなくなると困る
- 後任者が見つかるまで待ってほしい
- あなたにしかできないことがあるから
これ全部会社都合ですよね。
ちょっと嫌な考えかもですが、上司は自分が大変になるのが面倒だったり、評価が下がってしまうから引き止めている可能性があります。(実際に管理職の評価の一つとして、離職率が関係する場合もあるので)
「あなたに訴えかける理由の本質は何なのか?」をしっかり考え、あまりにも会社都合の場合はしっかり「離職の意思」を伝えることが大切です。
ブラック企業・パワハラ上司の場合
相手がブラック企業やパワハラ上司であった場合は、下記のような気持ちで有無を言わさず退職の意思を伝えることです。
- 怒鳴られることはあっても、殴られるわけではないから聴き流す
- この人怒鳴ってばかりで脳がないなと思う
- これでだめなら出るとこでようと考えておく
こんな感じで相手の策略に支配されないようにすることです。
とはいえ、やっぱり辛い時もあると思うので、外部の力を利用することも覚えて置きましょう。
頑張って戦っても消耗するばかりで、あまりメリットがないですからね。
違法に退職を拒む場合は労働基準監督署へ。
自分で退職を伝えるのが難しい場合は退職代行サービスを利用してみてください。
厚生労働省公式ページへアクセス
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転職先が決まっていない
転職先が決まっておらず退職を切り出せない人は次に該当するか確認しましょう。
- 退職後の生活費が3ヶ月分ある
- 失業保険の対象となる「過去2年以内に12ヶ月以上働いた期間があるか」
上記2つが該当するなら、退職を切りだしていいかなと。
なぜなら離職から転職までの期間は一般的に約3か月~半年と言われているからです。
また、自己都合で退職した場合に失業保険がもらえるのは上記の2つ目条件を満たしたうえで、約4ヶ月後からの支給となります。
以上の理由から、退職後の就職活動期間中の生活費を考えるのであれば上記条件は必須です。
これを満たしているのであれば、転職先が決まっていなくても退職を切り出してOKだと思います(あくまで自己責任ですが)。
参考
ちなみに僕は32歳での転職の時は、2ヶ月かかって未経験の建設コンサルタント会社に契約社員として就職できました。その後社員にもなれました。
未経験への転職は下記記事にまとめているので興味があれば一読ください
失業保険に関する具体的な金額、期間はハローワークへ
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まとめ:未来について頭を悩ませたほうが何百倍も有益
今回は退職をなかなか切り出せないときに有効な考え方と対策について解説しました。
僕も毎回同じような状況になっていたので気持ちはわかります。
でもいつも後から思うことは、
遅かれ早かれ必ず言うことなら、迷っていた時間は無駄だったな
これですね。
つまり結論は決まっているわけですから、「伝えること」に悩んでもしょうがないんですよね。
どうせ頭を悩ませるなら、「未来」について頭を悩ませたほうが何百倍も有益です。
あなたが去っても会社にダメージはありません。
さっさと伝えて、気持ちよく退職しましょう。
ではまた次の記事で。