
この本を読んでためになることはあるの??
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
7つの習慣てどんな本?
今日からできる人生を豊かにするための「7つの習慣」
今回は全世界で4000万部を売り上げた自己啓発ビジネス本「7つの習慣」を紹介していきます。
自己啓発本と聞くと「あいまいな表現で、精神論的な事が多く書かれている」というイメージですよね。でもこの本は違っていて、人生を豊かにするための習慣が具体的に解説されています。
こんな人におすすめ
「自主性」を身につけたい人
「本当の成功とは何か」を知りたい人
「人格者」となるための具体的な方法を知りたい人
本の購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい!
目 次
「7つの習慣」てどんな本?
「7つの習慣」で書かれている主のテーマは「人格主義」です。現代のビジネス書を読むと「○○の魔力」とか「○○の戦略」、「人を操る○○」などのようにテクニックを重視したものが多いですよね。
この本によると「テクニック」では本当の成功はつかめず、大切なのは「人格」だと書かれています。
そしてその「人格」を育てるために有効なのがこれから紹介する「7つの習慣」というわけです。
著者であるスティーブン・R・コヴィー氏がそのパターンを見つけた方法がすごいです。
成功をテーマにした書籍を過去200年までさかのぼって調べ尽くした
もう変態ですね。
その分信頼性、再現性の高い内容となり全世界で4000万部も売れたのだと思います。
初版 | 1989年(アメリカ) |
ページ数 | 519ページ(キングベアー出版「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」) |
読み終わるまでの時間 | 10時間(1時間で50ページほど) |
著者プロフィール |
【スティーブン・R・コヴィー】
|
7つの習慣の目次 |
第一部・パラダイムと原則 |
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今日からできる人生を豊かにするための「7つの習慣」
この本のメインテーマである「7つの習慣」の概略について紹介しますね。
【第1の習慣】主体的である
「主体的である」これは社会に出ている人であれば誰しもが一度は言われたことのある言葉ではないでしょうか?
でもこの本では単に自主的に行動するだけではなく、もっと踏み込んだ内容を解説しています。
例えば主体的に行動するためには以下の事をきちんと認識する必要があります。
- 自分でコントロールできる問題
- 関節的にコントロールできる問題
- 自分ではコントロールできない問題
①の場合は率先して課題に取り組めば問題を解決できます。
②も関節的ではあってもあなたの影響が及ぶ範囲なので頑張れば解決できます。
③が問題です。あなたは自分ではどうにもならない事に腹を立てていませんか?
例えば、
- 業界の不景気
- 株価の低迷
- 嫌いな上司とのやり取り
このようにあなたに解決できない外的要因に感情を振り回され、本来の力を発揮できなくなることは主体的ではないということになります。
あなたにできることを確実にやり、どうしようもないことに振り回されないことが「主体的である」ということです。
【第2の習慣】終わりを思い描くことから始める
「目標達成したときのことをイメージしてそこから逆算して行動する!」
僕も誰かに教えられた記憶があります。でもコヴィー先生はそんな誰もが知っているようなことは言いません。
「終わり」とはあなたのお葬式を思い描くことです
そこに参列する家族や友人、同僚、部下からどのように思われたいか?
彼らの人生にどのような影響を及ぼすことができたか?
それがあなたにとって目指すべき大切な事だといいます。
息子:父さんは仕事ばかりであまり思い出がない
友人:あいつは金ばかり気にしてたな
部下:口ばかりで全然仕事をしない上司だった
嫌ですよね。。
本当に大切な事がわかれば普段の行動も変わります。
一度自分のお葬式を想像してみて下さい。
【第3の習慣】最優先事項を優先する
ここでいう最優先事項とは「仕事」や「緊急の用事」ではありません。
- 勉強、筋トレ、読書などの自己投資
- 家族との時間
- 友人とのコミュニケーション
- 健康管理
こういった「緊急ではないけど重要なこと」を優先するということです。
こんな感じで普段の行動を整理して、優先事項をハッキリさせることで意識して行動を選択することができます。
【第4の習慣】Win-Winを考える
社会はたくさんの人が関わって成り立っています。なので勝ち負けの観点だけで行動せず、常にお互いが利益になる結果を考える姿勢が大切だといいます。
でもコチラがWin-Winの姿勢で接していても、相手がそうではないときもあります。
そんな時に意識する選択肢はこれです。
Win-Win or No Deal
つまりWin-Winな関係ができないなら取引をしないということ。
相手に不利益のある取引を進めて一時は利益を得るかもしれません。でも長くは続かないです。むしろその利益を吹き飛ばすほどの不利益が後日起きるかもしれません。
逆もしかりです。
双方が納得のいく方法を考えながら行動する事が大切です。
【第5の習慣】まず理解に徹し、そして理解される
相手に理解されたいのであれば、まずはあなたが理解に徹することです。
ダメなパターンはコチラ。
- 自分ばかりが話す人
- 武勇伝を語る人
- よく話を聴かないで勝手に解釈しアドバイスする人
- 話をかぶせる人
- 自分の考えが正しいと思ってアドバイスする人
- 反対意見ばかりを言う人
結構やってませんか?
僕も当てはまるのがありますし、著者のコヴィー先生もこの「第5の習慣」が一番難しいと語っています。
でも逆の立場で考えたら、相手が黙って話を聴いて同調してくれたらとてもありがたいですよね。
次に誰かの相談に乗るときがあればぜひ試してみましょう。
【第6の習慣】シナジーを創り出す
シナジーとは相乗効果のことです。
「1+1=2」ではなく「1+1=3」「1+1=4」というように、お互いが協力することで倍以上の効果を発揮できるようにすることです。
この章で特に大事だと感じたのは「第3の案を考える」です。
これは互いの意見が対立したときに一方だけの意見を優先させるのではなく、双方が納得のいく第3の案を検討しましょうという考え。
- もっといい選択肢を見つける
- 互いの妥協点をすり合わせる
どちらでもいいですが、この「第三の案を考える」という姿勢を持つことがとても大切になります。
【第7の習慣】刃を研ぐ
最後の習慣は「刃を研ぐ」ですが、この章の冒頭に説明される「通りすがりの人と木こりの話」が全てを物語っています。
何をしているんですか?
見ればわかるだろう。木を切っているんだ。
疲れているみたいですね。。いつからやっているんですか?
もう5時間だ。本当大変な仕事だ。。
それならのこぎりの刃を研ぐといいのでは?そうすれば早く終わりますよ!
そんな暇はない!どんなに急いでもあと5時間はかかる!
(1時間かけて刃を研げば2時間で木が切れるから3時間で終わるのに。。)
あなたもこんなことを言っていませんか?
忙しくて自己投資をする時間がない!
逆です。
自己投資でスキルを上げれば、仕事を早く終わらせることができます。
自己投資→スキルが上がる→仕事が早く終わる→さらに時間ができるので自己投資の時間が増える
こういった正のループを作ることが大切です。
とはいえ最初は限られた中で時間を捻出しないといけないので、起動にのるまでは大変です。
でもそこを乗り越えることができればどんどん時間は増えていきます。
少しずつでも刃を研ぐ時間を作りましょう!
まとめ:自己啓発ビジネス本「7つの習慣」を読んでみて【書評】
今回は自己啓発ビジネス本「7つの習慣」について解説しました。
ぶっちゃけ「理想論だよなぁ」と思うところもあります。
でもこの本が他の自己啓発本と違うところは「人格を育てるための具体的方法が書いてある」ということです。
「実践できれば確かに効果はありそう」と感じるとこも多いです。
今まで自己啓発本を避けてきた人にこそ、試しに読んでみる価値はあるのかなと思います。
少しでも興味がわいた方はぜひ読んでみてください。
4000万部売れただけあって、面白い本ではありました!
ではまた次の記事で。
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